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薬膳から見る、おすすめの秋の味覚6選

暑い暑い夏がようやく終わって、秋めいてきましたね〜

秋といえば、食欲の秋!美味しいものがたくさんありますよね♪

今回はその中でも、薬膳的に特におすすめな食べ物を紹介していきますよ〜。

あずき

美味しく食べて、心も体もごきげんに過ごせるなんて

一石二鳥♡

この記事はこんなあなたにおすすめ

・秋の味覚を楽しみたいあなた

・美味しく食べながらなんとなくの不調なく過ごしたいと思っているあなた

・何気ない毎日をちょっと楽しく暮らしたいあなた

・ちょっと薬膳取り入れてみようかな?と思っているあなた

秋は乾燥の季節

夏が過ぎて、秋になると風が爽やかだな〜と感じませんか?

湿度の高い夏からと比べると、秋は急に湿度が下がり空気が乾燥します。

秋になると、咳が出たり、肌が乾燥したり、花粉症や喘息の方は症状が出たり。

これも空気が乾燥してきた証拠。

気温の変化もあり、体調を崩しやすかったりする季節でもあります。

そんな乾燥の季節に毎年ちょっと不調が出るなぁという方は、ちょっと薬膳を取り入れてみませんか?

あずき

薬膳始める前は

秋になると、毎年肌がカサカサで痒くなっていたけど、

今はだいぶいい調子になったんですよ〜♪

乾燥の秋はこうやって過ごしてみよう

乾燥しやすい秋。どう過ごそうかというと、そりゃあもう、保湿ですよ保湿。

外から保湿するのが大事なことははもちろん、中からもしっかり保湿。

それと同時に、暑い暑い夏に汗をかいたりしてエネルギー消耗したものを回復していくことも必要です。

夏、冷たいものを食べたり飲んだりしてお疲れ気味の胃腸を労わること、そしてできるだけ回復するために眠ることも大事。

体力を回復して免疫力をつけ、冬に備えます。

中医学では『気』や『血』を補うと言いますが、栄養学的にいうと、エネルギーやタンパク質、ビタミン、ミネラル補給しましょう、ってところです。

こんな時に、本当に薬膳がお役立ちなんですよ♪

薬膳的 秋におすすめの食べ物6選

というわけで、薬膳的におすすめの秋の味覚!

順番にいってみましょう〜!

山芋

さぁ山芋の季節がやってきました♪

山芋は薬膳的に見るとスーパーフード的な立ち位置なんです!

胃腸を整え、乾燥から肺を守ってくれて、夏に消耗したエネルギーを補ってくれます。

しかも、産後から更年期にかけて女性には大事な『腎』を補ってくれるんですよ。

(中医学でいう『腎』は、現代医学での腎臓とほぼ同じ意味合いです)

薬膳で腎を補うというのは、アンチエイジングの意味合いもあるんです。

本当におすすめしたい山芋。とろろかけご飯に、お味噌汁、輪切りにしてトースターで焼いても。

れんこん

中医学では形が似ているものがその臓器にとって良い食べ物だという考えがあります。

れんこんは、ご存知のように穴がいっぱい空いていますよね。

これが肺の気管支に似ているとされ、肺に良い食べ物と言われています。

咳が出る時はれんこんのすりおろし汁を飲むと良い、など聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

昔ながらの知恵としても今に伝わっています。

実際、れんこんに含まれるタンニンは、炎症を抑える働きがあるので、乾燥による炎症やそれが原因で出てしまう咳にもいいですね。

きのこ類

秋の味覚の代表とも言えるきのこ類。

えのきは気を補って胃腸を整え絡まった痰を出してくれ、しいたけは気を補って胃腸を整え、しめじは肺のはたらきを助けてくれます。

食物繊維が豊富であることもポイント。

あまりメジャーではありませんが、白きくらげは潤いをたくさん作ってくれて、腸の調子も良くしてくれる激推し食材。

全女性に(あ、男性も)おすすめしたい…!スープやサラダにぜひ。

お米

四季ある日本にお住まいのあなた、いえ海外にお住まいのあなたにもお米は外せません…!

ほかほかのごはんはもちろんのこと、

熱を出して回復期にはお粥を食べたりしますね。お米は胃腸を整え気を補います。

お粥にすると吸収が良くなり、さらにお米の力の恩恵を受けられます。

(いやほんとお粥ってすごいんですよ。この話はまたの機会に…)

エネルギーの源で豊かさの象徴であるお米。美味しい新米をぜひ食べましょう♪

今年の秋は、栗を食べましたか?

あまりメジャーではありませんが、9月9日の重陽の節句では、栗ご飯を食べて無病息災を願います。

これにはちゃんと意味があって、薬膳では栗は胃腸を整えたり『腎』を補うと言われています。

夏に疲れた胃腸を整えて、疲労回復してくれます。

そして大事なアンチエイジング。

これだけ私たちの体を整えてくれる栗。

美味しくてこんなに働いてくれるなんて、素晴らしい!

ただ栗はカロリー高め。食べ過ぎには気をつけて…!

白ごま

あえて『白』ごまと書いたのには、訳がありまして。

薬膳では食べ物の色がその効能と深く関係があるとされています。

白ごまは、腸を潤わせてくれる食材。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、実は腸は肌と繋がりがあるんです。

つまり、腸を潤わせる=肌を潤わせる、ということにつながります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

薬膳から見る秋におすすめの食材。

普段使いやすいものをピックアップしてみましたが、実は一部で、日常で使える薬膳食材はたくさんあります。

このブログでもまたいろんな視点からご紹介していきますので、まずはこの6選をいつもの食事にぜひ取り入れてみてくださいね!

  • この記事を書いた人

あずき

和漢薬膳師・管理栄養士。 暦と季節に寄り添う暮らしをしています。こよみと薬膳、ゆる無添加で心地よくて幸せでいられる暮らしを探求・発信しています♡ もともと虚弱体質で、出産後には遅延型の小麦アレルギーを発症。6年間グルテンフリー生活を続けたのち、薬膳を実践して2024年に克服。 夫と2人の子どもの4人暮らし。 40代になって山登りが好きに!目標は北アルプス縦走。

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