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おでかけにイベントに忙しい!GWを乗り切るおすすめ薬膳5選

ゴールデンウィークは連休の方も多いのではないでしょうか?お出かけするのにもいい気候ですよね。

GWはお出かけする派?あえてお家で楽しむ派ですか?

あずき

お出かけしたい〜〜〜って思いつつ、

人混みが苦手すぎてお家派です(笑)

と、わたしはそんな感じですが、お出かけされる方も多いのではないでしょうか?

今回はそんなGWはおでかけ派の方にぜひ読んでもらいたい!

この記事はこんなあなたにおすすめ

・GWはおでかけ予定のあなた

・お出かけすると気持ちが大きくなってつい食べすぎちゃうあなた

・旅行に行くとお通じちょっとイマイチになるあなた

・春になると、ちょっと体調崩れたりするあなた

春になりやすい不調

春は『肝』の季節

中医学では、春は『肝』が不安定になりやすい季節とされています。『肝』というのは西洋医学でいう肝臓のことではなく、体の働き、システムのことをいいます。

この中医学でいう『肝』の働きの中のひとつに、体の中の気を巡らせて、自律神経のコントロールや精神を安定させるというものがあります。

実は、肝はストレスに弱い、という特徴があって、春は新生活で環境が変わったり、クラス替え、部署替えや職場のメンバーが変わったり肝にとってはなかなか厳しい季節なんです。

春にはうつ病が多くなるのをご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

中医学的にみても、自律神経が不安定になりやすいのです。

春に変な人が出没する!?というのもこういうことが影響しているかも。

こちらにも詳しく書いていますのでご覧になってくださいね。

心と胃腸のカンケイ

そして、その精神的なものと胃腸には深く関係があるんです。

あずき

緊張して、食欲がわかない〜っていう経験ありませんか?

わたしはめっちゃあります…

下の図をちょっと見てみてくださいね。

この図をどこかで見たことのある方もいらっしゃるかもしれませんが…これは、五行図といって、中医学ではこのようにいろいろなものや身体の働きがお違いに関係しているという考え方があります。

あずき

この図をみると、木のところに肝、

土のところに脾(ひ)がありますよね!

この図にもあるとおり、肝が不安定になると、肝から矢印が向いている脾(ひ)にも影響がでてきます。

脾(ひ)というのは、中医学では脾臓のことではなく、胃腸の働き、消化吸収や代謝のシステムのことをいいます。

あずき

逆に胃腸の調子を崩しても、肝に影響が出てくるんだよ〜〜

そんなわけで食べ過ぎ注意

つ·ま·り。

GWにお出かけするのは、気持ちも良いし、出かける=歩いたり体を動かしたりもするのですごくよいこと!

一方で、お出かけして観光地で美味しいものを食べたり、気持ちのよい季節なのでバーベキューしたり、しますよね?

観光地に行って、特産物食べないとか、バーベキューに行って肉食べないとか、ま、まさかそんなことあります??(海鮮バーベキューなら肉食べないとか、ヴィーガンだったら肉食べないとか、あるかもしれないけど…量は食べるよね、多分。)

いやー食べちゃうよね~~~。

でも、その食べすぎで、脾(ひ)にダメージが…さらに肝にも影響がでてしまうのです。

おでかけ時に役立つ薬膳5選

いつだって腹八分目

そんなわけで、ブログの記事書くたびに腹八分目とかって書いている気もしますが、これほんっとうに大事なことなんです。

お出かけ先にはいろいろ美味しいものがあるけれど、腹八分目を心がけましょう~

悲しいことに、別腹とかないんですよ。たまに、どんなお腹?て感じで食べる方もいらっしゃいますが、だいたいのひとは腹は一個しか持ってない。

消化を助ける食材を選ぶ

薬膳には『消食』という食べ物があります。その字の通り、食べ物を消すことを手伝ってくれる食材です。

こちらにも詳しく書いているので、ぜひお読みください~。

絶対これ食べたい!と思うのものを厳選する

これは薬膳という訳ではないけれど、人生は選択の繰り返し。特に、わたくしあずきは気づいたら40代半ばでアラフォーって言えない年齢になってしまいまして。食べられる量も減ってきて、より選択の大切さを身に沁みて感じてます。

あれもこれも食べたくなるけど、自分が本当に食べたいものを厳選しましょう!

楽しい気持ちで食べる

お出かけ先でつまらない気持ちで食べるってことはなかなかないとは思いますが、一応念のため。笑

ストレスを抱えた状態で食べるのと、楽しくリラックスした気持ちで食べるのでは消化吸収率が違います。つまり、脾(ひ)に負担がかからないってこと。楽しくたべよう!

ちゃんと寝る

なんだそれって感じですが、とても大事なことなんです~!

中医学ではそれぞれのシステムを休めたい時間帯があります。特に肝は午前1時〜3時の間、脾は午前9時〜11時の間に休ませてあげるのが大事。

肝のためには、この時間帯はちょっとやそっとじゃ起きないほどぐっすり眠っていてほしい!

また、脾(ひ)に関しては、この時間帯は食べないのが大事。

あずき

あくまで大人の場合です!

小さなお子さんは、10時の捕食は大事だよ〜

ついハメをはずして食べすぎちゃったら?

とは言ってもついつい食べすぎてしまうのがわたしたち。

すでに食べてしまった…という場合のおすすめはこちら。

山査子を食べる

山査子は『消食』の食べ物でもあるのですが、甘酸っぱくて美味しいです。

うちの息子は食べることが大好きすぎて、食べすぎてお腹が痛い…となることがあるのですが、お出かけのときはなおさら…もうそろそろ学習してほしいんだけど、つい食べすぎるんですよね。

そんなときに助かっています。

そして山査子の他にも、烏龍茶やりんご、パイナップルなど消化を助けてくれるものはいろいろあるんです。

こちらにも詳しく書いているのでぜひ読んでみてくださいね!

食事を抜いてみる

食べすぎてしまったら、思い切って1食抜いてみるのもあり。(持病があったりして通院されている場合は必ず主治医の先生に確認をしてくださいね)

食べすぎて、胃腸が疲れている場合は胃腸を休ませてあげるのが一番。

それに加えて、もともとわたしのように胃腸の弱い人がお出かけして食べすぎてしまったら、

いくら楽しいとはいえ、環境が違うだけでもストレス&食べすぎてダブルパンチです…

ですが、もともと体が弱くてエネルギーが足りてない人が食事をまるまる抜いてしまうのは逆効果なこともあります。(過去のわたし。)抜くのはしんどいという方はお粥がおすすめ。

わたしは毎朝お粥生活ですが、このおかげで本当に体調がよくなりました。おすすめですよ♪

白粥でもいいのですが、ニラ入りの中華粥や、人参入りの洋風粥なんかも肝の働きを助けてくれるので、疲れた体を癒してくれます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

旅行先だとついつい食べすぎちゃいますよね。

GW疲れを残さず楽しむためにも、GWの過ごし方を意識してみるとより体の調子の良さを実感できると思うので、ぜひ試してみてくださいね!

  • この記事を書いた人

あずき

和漢薬膳師・管理栄養士。 暦と季節に寄り添う暮らしをしています。こよみと薬膳、ゆる無添加で心地よくて幸せでいられる暮らしを探求・発信しています♡ もともと虚弱体質で、出産後には遅延型の小麦アレルギーを発症。6年間グルテンフリー生活を続けたのち、薬膳を実践して2024年に克服。 夫と2人の子どもの4人暮らし。 40代になって山登りが好きに!目標は北アルプス縦走。

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